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2011.01.30 (Sun)

宗教改革の傍らでルターも愛したもの アインベッカー・ウアボック・ドゥンケル Einbecker Urbock Dunkel

おばんでございます

先日勝手に自分の中で始めた「ボックビール・フェア」、
「ボックビール」という種類のビールを紹介していく設定だったんでしたが


バリ忘れてました(゚Д゚)


…すみません
普通に普通のビールを紹介していましたね

なので今日は、その罪滅ぼしに…って訳でもないんですが
何事もなかったかの様に引き続きボックビールを紹介させてもらいます


ボックビール?という方はコチラどうぞ!


さて、今日のビールは「アインベッカー」。
ドイツのど真ん中(のちょっと北寄り)、ゲッティンゲンの近くにある街が本拠地です

ここのビールは昔から非常に評判が良く、それが南に伝わって行く中で
アインベッカーの「ベッカー」の部分が訛り
「ボック」に変わって、「ボックビール」のカテゴリーが確立したそうです


いやね、それだけでも凄いんですけれども

まだあるんですよ、もっと凄い事が(゚Д゚)


そんな「ボックビール」の祖、「アインベック醸造所」。
ここの醸造所の創業は1378年!
この歴史の中でも特筆すべきなのが、この醸造所・このビールに関しての
ルター(宗教改革を行った人ですね)の記述 日記かな??


"Der beste Trank, den einer kennt, wird Einbecker Bier genannt!"

「最も美味しい飲み物、それはアインベッカー・ビールと呼ばれる!」


この記述が1521年。この年はルターがカトリック教会から破門され、
偽名を用いながら放浪し、プロテスタントの構想を練っていた時期なんですね

(ちなみに彼はこの時期を「精神的な試練であった」と言っているそうです)

そーんな苦しい時期において、このビールが彼を支える一端を担ったのは
マチガイないでしょう!ええ!(断言)


ビール好きの気持ちはちょっとばかしわかりますもんで(笑)


ルター、辛かったんだろうなー・・・
でもこのビールを飲んでる時は、少なくともストレスから解放されたんだろうなー

そんな感じで思いを馳せつついってみましょう


で、今日のビールです。

アインベッカー・ウアボック・ドゥンケル
Einbecker Urbock Dunkel

EDEKAにて69セント(≒77円)也

Einbecker Urbock Dunkel01

色は美しい琥珀色、または紅茶の色。
炭酸はやや弱め、泡もちも弱めです。

Einbecker Urbock Dunkel02

そして香りが、これが、ねぇ!とても幅広い
まず感じたのは乳酸菌の香り。そしてやや強めのアルコールの香り、
後は甘いナンラカの香りなんですが、それがわからない…(これまたすんません)
砂糖でもカラメルでも黒糖でもない、一体なんなんだろう?という香り…


僕のチープな鼻ではわかんないんです(涙)


そして味はやっぱり、甘めです。
でもそこまで強すぎる訳でもなく、やや強めのアルコール(6,9%)と
うまくバランスを保っている感じがします。

後味は舌の上に甘みが少し残って、後は麦の香りが鼻を抜けます


いやはや、色んなウンチクはちょーっと、ウザい感がありますけど
こういう歴史を知ってしまうと、また味わいが変わってきますよね・・・

考えてみれば、ルターが宗教改革を行って、ドイツ語の聖書を作ってくれてなければ

バッハのカンタータだってなかったかも

なんて恐ろしい事まで想像できてしまう訳です


ま、そういう意味でも、このビールには星4,5あげましょう!

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2011.01.29 (Sat)

わーいわーいわーい ピルスナー・ウアクヴェル(瓶)

おばんでございます


タイトルをご覧になった皆様


「ついにコイツ、ビール飲みすぎで気が触れたか」


とか、そういう訳ぢゃーございやせん!


あ!日本がアジア・カップで優勝!!!


…てのもモチロンあるんですが(モロにタイムリーですし)、それだけではなく
ナイスな贈り物による、気持ちの高揚です



Pilsner urquell flasche02

もういっちょ

Pilsner urquell flasche04

"Pilsner Urquell"の文字が読めますでしょうか…???

はい、以前ブログで紹介させて頂いた、僕が最も好きなビールの一つです

昨年夏の日本コンサートで共演したピアニストのKちゃんから
誕生日プレゼントでグラスを2つも貰ってしまいました

Kちゃんありがとう!

実は先日、彼女が旦那さんとこのビール醸造所に見学に行く、という
なんともまぁ妬ましく羨ましい素晴らしい機会を利用して
買って来てくれたんです

醸造所の写真もいっぱい撮ってきてくれたので、そこから抜粋して
醸造所の様子を紹介させて貰います・・・

って、僕行っていないのでアレなんですが(゚Д゚)

一応フンイキだけでも、ね、ね!!

Pilsen01.jpg

はい、醸造所入り口の門ですね。(たぶん)
この門はロゴの赤い部分のモチーフになっています

pilsner_urquell.jpg

同メーカーのロゴ。赤い部分が、ソレです!


泣く子も黙る瓶の数々。ビール好きの僕も、黙ります(笑)

Pilsen02.jpg


おっと、順番が前後しちまいますが「糖化」過程ですね。

Pilsen03.jpg


そして樽詰めされ、熟成されます。

Pilsen04.jpg


そして見学者にはおっきな樽からできたてのビールが振舞われ…

Pilsen05.jpg


はい、コレができたてのビールです。泡の色までちょっと違うのが
わかりますねぇ…

Pilsen06.jpg


で、肝心の味はというと・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・


行ってないんだから、わからないよう


ま、このヘンは気を取り直して、もらったグラスで同じビールを飲めば
きっと何かうまい事書けるはず!

ででででででも、以前「缶」バージョンは紹介してしまいました
それならば、と!今回は「瓶」バージョンでいかせてもらいます


で、今日のビールです。

ピルスナー・ウアクヴェル(瓶)
Pilsner Urquell

Intersparにて95セント(≒106円)也

Pilsner urquell flasche01

瓶上部は金色のホイルで覆われ、高級感と早く飲ませろ感を醸し出します


Pilsner urquell flasche03

ウム、やはり間違いない色ですね。かなり濃い黄金色

そして香りはというと…

……


…てか、あれです。


以前の講評、そのまんまでOKです


(以前の講評はコチラをご参照ください…)

いやね、別に手抜きとかそういう訳ではなくて、ですよ。。。
ホントです。前回評を読み直してみて、まぁ、今日の感想とほとんどブレが
なかったので、それでいいのかなぁ、と

ゑーとですね、でも、あえて付け加えるのなら


「食べる」ビール


という表現を追記させて貰おうと思います


ビールの重たさとか、ホップの強い香りとか、ちょっとバター系の香りとか
コリアンダーの香りとか、本当に程よい炭酸の感じとか
色々なモノが織り成す、一種の料理のよう。そういうイメージなんですよねー

ブレ無し、文句無し、これより先にラガーは無し、星5つ!



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2011.01.26 (Wed)

ドイツのモルツ! エードラー・ズート Edler Sud

おばんでございます

今日はまた、ちょいとヤボ用でミュンヘンまで行ってまいりやした…
以前にも書きましたが、ビール大国バイエルンの州都・ミュンヘンに
行った時の楽しみと言えば!

ド田舎ザルツブルグでは買う事の出来ないビールがよりどりみどり

なんですね~

今日は時間がかなり中途半端だったのもあって
キオスクで目に付いた(もちろん、まだ飲んだ事のない)
ビールを2本ほど買ってきました。


…って電車の中でここまで書いていたら、後ろにいたドイツ人のおにーちゃんに
不意につつかれて

彼のサムソン製携帯の良さ(僕はiPodを使ってます)

…を得々と説明されました(あーめんどくさ) ...(゚Д゚)

なーーんでこう、日本のお隣さん関係は(S社の信者を含めて)
面倒臭い事が多いのでしょうか…


あまりの衝撃に書かずにはいられませんでしたが、閑話休題


さて、引っ掴んできた1本の方は、あんまり聞いた事のないメーカーだったんですが
裏のラベルをよく見たら、Yorma'sの文字が!

調べてみたら、やっぱりそうでした
これはファーストフード・チェーン店のヨルマスyorma'sが
自社展開してるビールみたいです!

yormas.jpg


ココのバター入りのプレッツエル(しかも1ユーロ)、美味しいんですよ~
そんな事に軽く驚きつつも、電車の中でビール批評第二回目
いってみたいと思います!


で、今日のビールです。

エードラー・ズート
Edler Sud

ミュンヘン中央駅キオスクにて1ユーロ(≒113円)也

Edler Sud01

色は前回と同じく、ビンから直接飲んだため不明
炭酸は少し強目、泡もちは上記の理由により同じく不明(ごめんなさい)

瓶の細い口に鼻を突っ込む様にして香りを分析すると
ヘレスという割には、意外とホップの香りが麦の香りに勝っているのにビックリ。

香りの通り、味は決して甘めではなく(ヘレスなのに)
ホップの苦みと爽やかさが程よくマッチした、飲みやすいビールだと思います。

てかずーーーーーっと、どっかで飲んだor嗅いだ?事があるなぁ…って
感じていたんですが、これ、多分、モルツだ!日本の。
断定はできないですが、日本でビールを飲む時は
「モルツ」!!!と、ほぼ銘柄を固定して飲みまくってますんで
(サントリーの回し者ではありません)
とにもかくにも、この香りには馴染みがあるもので…
恐らく、同じホップを使っているのだと思います。たたた、たぶんぬ。。

後味は、もうそのホップの香りがたーっぷりと残ります。

うん、飲んでいるうちに確信が強くなってきた!
(注:酔っているためではありません)モルツです、モルツ

うん、ヘレスというよりは相当、ピルスナーっぽとは思うけれど
ここまでホップのきいた、ミュンヒナー・ヘレスを
こんなにお手軽に飲む事ができて嬉しい限り!

ホップの感じと味から察するに「ピルスナー?」とも思いましたが
実際はやや軽目のミドルボディ、といった感じで、ヘレスと称するのもわかる気がします。
これがバイエルン・オリジナルの製法なんでしょうかね??

いやいやいやー、駅のキオスクで、安い値段でビールを提供していながら
妥協しないあたり、さすがドイツの会社ですねー


・・・もちろんこうやって、ポジティブな評価をしてしまうのは



このビールがモロに僕の好みだから



ってのが大きいんですが、僕の大好きな言葉

企業努力

を出さない訳にはいきませんね(笑)
星4,5、あげちゃいましょう!



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2011.01.24 (Mon)

お代官様と越後屋 パウラーナー・サルヴァトール Paulaner Salvator

おばんでございます

さーて

大好評開催中(僕の中で)の「ボックビールフェア」、ですが

今日はボックビール一覧(コチラをご参照ください~)、③の
ドッペルボックDoppelbock、いってみましょう!!

ただでさえ強いビールを更に強く醸造した、ドッペルボックビール
そのアルコール度は7%を超えるものがほとんどで、中には十数%のものも…!

今回はそのドッペルボックの起源ともいえるビール、
パウラーナー醸造所のサルヴァトールをご紹介します

基本的にドッペルボックのビールはすべて-ator「~アトール」という名前が
ついているんですが、このサルヴァトーア(『救世主』の意!)がどうやら
その先駆者みたいです


本来は修道院の僧侶達が、断食の期間に摂取を許された

「リキッド・ブレッド」(液体のパン!!)

だったそうで、なんでも1日1人5㍑まで摂取を許されていたとか

うむ、モノは言い様ってのは、この事か… ボソボソ


いいなぁー、でも

それだと修道院、酒臭かったんぢゃね?


と、とにかく!ドイツで最も売れている「強いビール」だそうです…
いってみましょう


で、今日のビールです。

パウラーナー・サルヴァトール
Paulaner Salvator

EDEKAにて89セント(≒100円)也

Paulaner Salvator01

色はとても美しい琥珀色。
ん?麦茶ァ?言わせねーーよ(゚Д゚) (←古い)
炭酸は非常に弱め、泡もちもかなり弱めです。

Paulaner Salvator02

で、香りはですね。とーてーもー奥深いです。
甘いカラメルの香りに、爽やかなアルコールの香り
このアルコール臭を「爽やか」と評するってことはホップ由来でしょうかね?
カラメルというよりも、こっちのお菓子でよくある、甘草(カンゾウ)からできる
ラクリーツLakriz、という香りにも似ていると思います

後は麦芽の含有量が多いから当然、っちゃぁ当然なんですが
先日ご紹介したEKU28、みたいな、もーこりゃーモルティ~
って香りがします。ターップリな感じですゲプ

味はもう、甘い甘い!「黒砂糖!」って味がガツン!とします。
ある意味、ちょっとシロップみたいな感じがしないでもないですね
…の割に後味は強くなく割と軽めで、やっぱり麦の甘さが鼻を抜けます。

このビール、特筆すべきは

アルコールを感じさせない

でしょうか?

普通、7,9%もアルコールを含んでいれば、ウマいマズい関係なしに
割りとこう、「うわっこれ強いなやっぱ」みたいな味がするもんなんですが
コレはすごい…ほとんど、そういう感じはないです

さすが救世主。

こう見えない所で酔わせて気分を高めてくれる辺りの事、なのかな…??

星4つです!


ここまで読んでくださった方、ひょっとすると
「今日のタイトルなんなの?時代劇??」
なーんて思ってらっしゃるかもですね…これは、このビール・ラベルの挿絵

Paulaner Salvator03

いやいやいやいやいや、どう見ても悪人でしょう(すみません)

悪徳商人 「お代官様、この件はこれで内密に…」

悪代官   「越後屋、おぬしも悪じゃのぅ、クククク」

悪徳商人 「いやいやお代官様の方こそ…イッヒッヒ」


…ま、差し出されてるのは黄金かビールかの差なんですけどね


あえて言おう


「ほとんど同じものであると!!!」




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22:10  |  ビール・ドイツDE  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  編集  |  Top↑

2011.01.22 (Sat)

一時休戦 イェーヴァー・ピルゼナー Jever Pilsener

おばんでございます

さて、僕の中で大好評開催中「ボックフェア」ですが
アルコール度の高いボックビールを飲み続けるのはちょっと正直しんどいので
今日は緩和剤として、北ドイツからの宿題を挿入させて頂こうと思います

Norddeuschland Bier

↑北ドイツで仕入れてきたビール君たち。
まだまだ宿題は山積みです。。。


今日はそんな中より、イェーヴァー醸造所を選択
イェーヴァー醸造所は創業1848年。名前通りイェーヴァーというドイツ北西の都市
ブレーメンの北に位置する、オランダとの国境にもほど近い場所にあります。

ドイツ縦長の四角形に見立てた時、このイェーヴァーという都市は
僕の住んでいる所のまさに対角線上にあるんですよね…

そんな遠くからやってきたビールは、果たしてどんなものでしょうか…??


ちなみに色々調べたんですが、どうやらJeverという名前は
ここいらの方言(フリジア語)で「イェーァー」ではなく「イェーァー」
みたいですね
 トリビアでした(笑)



で、今日のビールです。

イェーヴァー・ピルゼナー
Jever Pilsener

Edekaにて65セント(≒73円)也

Jever Pilsener01

色は典型的なピルスナー色。(でも若干薄めかな?)
炭酸はやや弱め、泡もちもやや弱めです。
この炭酸の弱さはピルスナーにしては珍しいかも…

Jever Pilsener02

香りはモルティーな中に、ホップの香りがしっかりとします。
ムムム、これぞピルスナー!という香りですね

味は相当苦い部類だと思います。辛口のピルスナー、にしても苦めかな…
ひじょーにライトボディで口当たりはいい気がしますが、苦味が残る残る
なので後味は正に「苦味」!ホップ由来ですね


てか、うっわ苦!


うむ、美味しいんだけれども、少し苦すぎるかな…?
オカタイ「北ドイツ!!!」なーんて表現が妙にしっくりきて
自分でもヘンに納得してしまっています(笑)
炭酸が弱いのも苦味に拍車をかけているのかもしれないか・・・?

個人的にはピルスナーには色々と、贔屓目に見てしまう傾向があるんですが
コレは本当に辛口だわこりゃ…ホップが入ってればいい、て訳でもないのね

「だってぇアタシぃビールは苦いからダメなのぉ」

なーんてぬかす仰る女性陣にお勧めしたら

しばらく口をきいてもらえない

恐れがありますね


個人的には大アリだけど、世間一般で見たら
ちょっとこれは苦すぎるんだろうなー。。。

とても美味なんですけどね


「わかる人にだけ、わかりゃいいんだよ。ぐーてんたっは。モインモイン
なーんて声が聞こえてくる気がします…

って、この辺りも「モイン」とか挨拶をするのかしら??
どなたかご存知でしたら教えてくださいね 星4つ!



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