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2013.06.24 (Mon)

ドイツビールの名前ってやっぱり長い ファミーリエンブラウエライ・ヤコブ・ナトーゥアトリューベス・ドゥンケルス・ヴァイスビーア

おばんでございます


前々回の更新で触れました、シュトックハウゼン作曲
ドイツ初演のオペラ「土曜日」。


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相変わらず稽古が続いていますが、先日稽古場に行くと




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床にズラーっと並んだ何かが。




DSC_0602.jpg


木靴です。(初めて見た・・・)


コレ履いて歩くとカランカランうるさいんですが
シュトックハウゼンは教会の音響を考えた上で(公演は教会を想定しています)
この木靴を指定したみたいですね


作品中には「(木靴で)足踏み」という箇所が
実際に沢山あります・・・




DSC_0601.jpg

ちなみにコレは、テノールの衣装(僧衣)(゚Д゚)ナンマイダ
バリトンは茶色、バスは黒色です。



劇中には
「ここでバス及びバリトンは走る(!)」という指定もあり
※もちろん木靴を履いたまま、です

僧衣をまとった30人の大男たちが
教会内を入り乱れて走り回る


というシーンもあって、これがまぁすごい有様



かーなーりーぶっ飛んだ作品ではありますが
まぁ現代曲の巨匠が残した一大作品ですから
多少の我慢を犠牲に、上演する価値はやはりあるのかな…?と
稽古を重ねる度に(若干むりやりですが)思っています。


DSC_0502.jpg

譜面の一例、僭越ながら僕のソロ「8番目の僧」

「7本のトロンボーンが鳴って8秒したらソロがスタート。
バス及びバリトンは180度向きを変えて目を閉じ、ポーズ」

上演時間・計1時間ずっとこのノリです。。。




さて、稽古疲れを癒してくれるのはヤハリ!

一杯のかけそば

ならぬ、一杯のビールですね…

今回はバイエルンらしく、白ビールの珍しいものをば。



で、今日のビールです。

ファミーリエンブラウエライ・ヤコブ・
ナトーゥアトリューベス・ドゥンケルス・ヴァイスビーア
Familenbrauerei Jakob naturtruebes dunkels Weissbier

ビール研究所研究員W.K.氏より寄贈

DSC_0632.jpg


この前の更新でご紹介した街・レーゲンスブルク
北約30キロ、ボーデンヴェーアBodenwoehrという街に
この家族経営の醸造所があります。創業は1758年。

それにしても長い名前ですよねぇ・・・


日本語に直すと

家族経営ヤコブ醸造所・
自然白濁無ろ過白ビール(暗色)


ってトコでしょうか?


DSC_0633.jpg


かなり濃い茶色~こげ茶色。良く熟れたバナナ香、
加えてドゥンケルスならではのカラメル香。
味はやや甘め。でもマイルドな口当たりなので、そこまで甘ったるくは
ありません。豊かな麦の香りの後味です。



おまけ:
レーベンブロイ・アルコホールフライ・フォム・ファース
Loewenbraeu Alkoholfrei vom Fass

Pasta e bastaにて2,9ユーロ(≒372円)也


稽古前にも飲めるアルコールフリービール、でも
樽生です

DSC_0630.jpg

アルコールフリーにしては、けっこう美味しかったので
便乗ご紹介!皆さんも稽古前にはこちらのビールを(笑)







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2013.06.17 (Mon)

今日も三刀流、世界遺産の街から!シュピタール、クナイティンガー、ビショッフスホーフ

おばんでございます


先週末に、ビール研究所研究員W.K.氏の故郷である
レーゲンスブルクRegensburgという街に
遊びに行ってきました


てのはですね、彼はコトあるごとに


「レーゲンスブルクはいいぞ。

ミュンヘンなんかよりよっぽどレーゲンスブルクだ

第一、レーゲンスブルクが元はといえば
バイエルンの首都だ
(そうなの!?)

ミュンヘンのビールもいいがもしお前が
クナイティンガー(レーゲンスブルクにある
醸造所)の樽生を飲んだら・・・ああぁぁ」



…と数百回にわたって言うので、それならば!という事で

実際に遊びに行ってみた訳です。


ミュンヘン~レーゲンスブルクは、普通電車で1時間半程度。
ボケーっと外を眺めていたらあっという間でした


Rengschburg.jpg

レーゲンスブルク・ドーム(大聖堂)。
あまり巨大な感じはありませんが、とても程よい大きさです。



レーゲンスブルクは「世界遺産」に指定されていて
二次大戦でもドイツ内で爆撃を免れた数少ない都市の一つ


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コレは日独交流150周年を記念したドイツの切手なんですが、
日本語とともにココの旧市街がプリントされています



と、観光主体な話になってきましたが(゚Д゚)マテェィ!!



今回の主目的は、醸造所探訪

もちろん沢山見てきましたよ!
なので今日は樽生を2種類、そして帰りの駅で買ってきたものを
さらにもう1つご紹介します


で、今日のビールです。


シュピタール・ヘル・フォム・ファース
Spital Hell vom Fass

Spital-Gartenにて3,2ユーロ(404円)也

DSC_0609.jpg


創業1226年のシュピタール醸造所は、名前の通り
その前身は病院
(南ドイツの方言で病院をシュピタールSpitalといいます。
英語でもHoSPITALと言いますよね)
どうやら病院業務の傍ら、醸造業を始めた様です

DSC_0610.jpg

美しい黄金色、モルティな香り。
味わいは割と辛口でスムーズです。美味。


ちなみにココでは、バイエリッシェ・ラインドゥル
(1つのフライパンに色々な物が載っている料理)を
頼んだんですが

DSC_0611.jpg


(゚Д゚)
コレ、隠れてますけど、鶏肉の下には
さらに巨大な豚ステーキがあるんです


さすがに完食叶わず…!
ジャガイモのクネーデル(だんご)は半分残しました



クナイティンガー・エーデル・ピルス
Kneitinger Edel Pils

クナイティンガー・ハウスにて3,2ユーロ(≒404円)也


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ココが同僚イチオシの、クナイティンガー醸造所の
本店。地元の人は母の家、ムッターハウスMutterhausと呼びます
創業は1530年。


DSC_0617.jpg


美しい黄金色。前のシュピタールよりもちょっと薄いかな?
豊かなカスケード・ホップの香りです。でもそこまで強くなく、
他の(恐らく何種類かでブレンドされているであろう)ホップの香りも
バランス良く、します。キリリと辛口、とても長いホッピーな
後味。これは、サスガ!!(゚Д゚)ウマー



ビショッフスホーフ・ツォイグル
Bischofshof Zoigl

Regensburg駅キオスクにて1,8ユーロ(≒227円)也

DSC_0619.jpg

そしてコレがもう一品、こちらもなかなか有名な
創業1649年、ビショッフスホーフ醸造所のもの。

以前「ツォイグル」という種類のビールはご紹介しました
それと同じラインナップのビールです。


DSC_0620.jpg


オレンジ~茶色で濁っています。表のラベルには「ケラービーアKellerbier」と
表記がありますが、コレはやや暗めの色ではないかと。
酵母が入っているので、パンっぽさ的な香りが強いです。
辛口ですが口当たりマイルド、炭酸多め。
後味は重たく長めで、カラメル系の香りがします。


みなさんも、南ドイツにお越しの際は
ゼヒゼヒ足を伸ばしてみてくださいね!






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2013.06.10 (Mon)

今日は三刀流じゃー マクスルライナー・シュロス・トルンク/ゴルト/ヴァイセ

おばんでございます


先週はちょーっと忙しい1週間でして

先の土曜日にようやくシーズン最後の定期演奏会を終えました



この演奏会はBR-Klassikというサイトでライブ配信されたんですが

ここしばらくはまだ、ネットで見られるみたいです。
(今週末~来週頭くらいまで?)


もしアカペラ・プログラムに興味がありましたらゼヒ!どうぞ


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バイエルン放送合唱団・第5回定期演奏会
「サンドックスー幻日 Sundogs-Nebensonnen」



僕もちょこっとですがソロを歌ったりしています
(故に色々と緊張してた訳ですが・・・)





そして今週からは「ムジカ・ヴィーヴァMusica Viva」という
現代曲のプロジェクトの稽古が始まります・・・

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演目はシュトックハウゼン作曲:オペラ「土曜日」から
「ルシファーの別れ」第4幕。


シュトックハウゼンさんは、まぁ現代音楽、特に電子音楽の
開拓者として知られる、その世界では超!有名な作曲家なんですが

かなりエキセントリックな作風で知られています


606064i.jpg



通常僕たちは1つの演目で1週間~10日程度稽古するんですけど

今回は3週間稽古します(゚Д゚)

しかも演出&衣装つき、

出演者ほとんど全員がソロ役付き


なんだそうです(´・ω・`) ハァ



てかテノール・ソロだけで11人、
バス・ソロでも10人が必要なんですよ


そして僕たちはのカッコをして
木靴を履くそうです


稽古の様子などはまた、追って
ブログにアップさせて頂く事にします・・・



さて!


今日はこの前同僚がくれた6本のビールの中から
3本イッキにご紹介します

で、今日のビールです。


マクスルライナー・シュロス・トルンク
Maxlrainer Schloss Trunk

ビール研究所研究員A.M.氏より寄贈

DSC_0593.jpg

マクスルライナー醸造所は1636年創業。
ミュンヘンの南東40キロ程度、ローゼンハイムRosenheimという街の
そばにあります。

このビールは「ケラービーアKellerbier」という種類で
当ブログでも何度か取り上げました

DSC_0594.jpg

小麦~濃い茶色、モルティ+ちょっと柑橘系の香りがします。
割と辛口ですがマイルドな味わい。
しっかりと長い、ハチミツの様な香りの後味です。



マクスルライナー・シュロス・ゴルト
Maxlrainer Schloss Gold


DSC_0595.jpg

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いたって普通のヘレス、という感じですね。
甘めで軽め、ハラタウ・ホップの香りがきいています。



マクスルライナー・シュロス・ヴァイセ
Maxlrainer Schloss Weisse


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DSC_0599.jpg



白濁した茶~チョコレート色。ヴァイツェンにしてはかなり
色が濃い方だと思います。熟したバナナの香り。
味はやや甘めで炭酸がとても強いです。後味はしっかりと
麦とイーストの香りが残ります。







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2013.06.04 (Tue)

二刀流にて、ビール道を究める クロスターブロイ・マッラースドルフ・ツォイグル/アクツィエン・ツヴィックル

おばんでございます


ここ数回、ブログを「二刀流」(1度に2銘柄紹介)にて
更新しています


理由は我が家の酒蔵が溢れかえっているからなんですが


これまでに比べてペースは単純に2倍、ですんで
酒蔵にもちょっとずつ「空間」が生まれてきて
しめしめなんて思っていたんです。




そう、今朝までは(゚Д゚)




今朝、稽古場に行ってみると合唱団のお偉いさんが僕の所に。


「Taroこの前は楽譜をありがとう!

(…あ、この前日本の歌の楽譜をコピーしてあげたんだった)

これはささやかなお礼なんだけど。

ウチの家の近くの醸造所のヤツ


DSC_0589.jpg







嬉しい悲鳴てのはこの事でしょうか。。。



これまで1日2本を3回=6本消費。


てことは


消化した分だけ、
綺麗に戻ってきました(´A`)




まぁビールもどんどん美味しい季節になりますし
ビール道の探求に勤しむ事にしましょうか・・・


今日いただいたビール君たちは、またタイミングを見計らって
ご紹介します!


ではでは、本題に参ります


で、今日のビールです。


クロスターブロイ・マッラースドルフ・ツォイグル
Klosterbraeu Mallersdorf Zoigl

ビール研究所研究員W.K.氏より寄贈

DSC_0584.jpg

この醸造所のビールは、4月にご紹介しました

今回の銘柄は「ツォイグルZoigl」。

無ろ過のビールに酵母が加わったもので、バイエルン州北東の地域
オーバープファルツ地方の名産みたいです


相変わらずラベルのシスターは
ビアジョッキ片手にめっちゃ笑っています(笑)

DSC_0586.jpg

この顔を見てしまうと無性にビールが飲みたくなる…
って言ってもきっとわかって頂けますよね!?


DSC_0590.jpg

レモン~麦わら色、やっぱり酵母入りなので少し濁っています。
とても強い麦の香り、非常に強い炭酸と泡持ち。
味はキリリと辛口のミドルボディ、後味はやや軽めですが麦の香りです。

Das "Zoiglbier" (auch "Zeugl" oder "Kommunbier", unfilitiertes Bier
mit Hefe), Spezialität von Oberpfalz.
Zitrone - Strohfarbe, leicht trüb. Sehr intensiver Malzduft,
auch sehr starke Kohlensäure, stabiler Schaum.
Frisches herbes Geschmack, Mittelschwerkörper.



アクツィエン・ツヴィックル
Aktien Zwick'l

ビール研究所研究員W.K.氏より寄贈

DSC_0591.jpg

ココの醸造所は5月にご紹介しました


ココのこの銘柄に限っては、たーまーにバイエルン州以外のスーパーや
酒屋で見かける事があります。バイエルン外を攻める戦略なんでしょうか?


DSC_0592.jpg

薄茶色です。ツヴィックルにしてはかなり暗目の色かな?
落ち着いた麦の香りと豊かなホップの香り。
見た目に反してボディはライトミドルで
味はとってもマイルド、辛さと甘さのとても良いバランス。
コレは美味!です!!

Dunkelorange - Braunfarbe. Als Zwickl finde ich das sehr dunkel.
Stabiler Malzduft und reicher Hopfenduft. Relativ leichtes Geschmack,
viel milder als es aussieht. Sehr gute herb-süß Balance.
Lecker!!







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2013.06.01 (Sat)

訳すのが難しい言葉 ホーエンタンナー・タンネン・ヘル/イルルバッハー・フォルビーア・ヘル

おばんでございます


いやーもう6月ですね!(゚Д゚)アジサイー


美しい5月も過ぎ去って、日に日に日差しは強くなり
一歩一歩夏へと近づいっている・・・



・・・と本来はそうあるべきなのですが



ミュンヘンは10度あるかないか
冷たい雨にみまわれています(´・ω・`) ショボーン



この時期は、もうこれ以上ないってくらいに
ビアホールに行きたくなっちゃったりするモンなんですが


biergarten kalt


この天気だとさすがに、ビールへの食指
動きかねるわけです。。。




ま、飲みますけどね(`・ω・´)キリッ




さて。


今日ご紹介する2つの銘柄は、両方とも
「シュロスブラウエライSchlossbrauerei」という名の
醸造所によって醸造されたものです。


「シュロスSchloss」は「城」
「ブラウエライBrauerei」は「醸造所」なんですが


「城醸造所」ってちょっと語呂が
イマイチですよね…


「シュロス」の他の意味としては、
「王宮」・「宮殿」・「大邸宅」などなど。


「王宮」は「醸造所」との響きは良いものの
実際「王様」と関係がある醸造所というのは、そこまで
あるわけでもなく・・・



【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'


        ・
        ・
        ・



【可決】
      ∧,,∧  .∧,,∧
  ∧∧(`・ω・´)(`・ω・´)∧∧
 (`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´)
 | U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ
  u-u (l    ) (    ノ u-u
      `u-u'  `u-u'



…という訳で、厳正な審査の結果
「宮殿醸造所」と訳す事に決定しました!(゚∀゚)Yeah


些細な事ではありますが、あまり日本語の概念にないものに
出くわした時はどうしても頭を抱えてしまいます

そんな時でも楽しんじゃう位の余裕が欲しいものです(笑)


では!気を取り直して2つの「宮殿醸造所」ビール
いってみましょう


で、今日のビールです。


ホーエンタンナー・タンネン・ヘル
Hohenthanner Tannen Hell

ビール研究所研究員W.K.氏より寄贈

DSC_0580.jpg


ホーエンタンナー宮殿醸造所は1864年創業。
ミュンヘンの北東、ランツフートという街の近くにあります。


DSC_0581.jpg


レモン~黄金色で炭酸・泡持ちともに中庸。
ハラタウ・ホップの香りが強いです。加えてほんの少し柑橘系の香り。
味は甘めで後味も麦の香り、典型的なヘレスですね。



イルルバッハー・フォルビーア・ヘル
Irlbacher Vollbier Hell

ビール研究所研究員W.K.氏より寄贈

DSC_0582.jpg


イルルバッハー宮殿醸造所は1811年創業。居を構えるのは
チェコ国境との近くにある街で、以前聖地巡礼でご紹介したピルゼン
ミュンヘンとのちょうど中間あたりに位置する街です。

DSC_0583.jpg


美しい黄金色。モルティ+ちょっとイーストの様な香り。
やや甘めな味わいですが、苦味もきっちりとあって
しっかりと麦の香りの後味があります。







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