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2014.11.22 (Sat)

ドイツ人かイギリス人か、それが問題だ マクエワンス・チャンピオン・エール/ラーツヘルン・ピルゼナー

おばんでございます


前回前々回と合唱団ネタでしたので
今回はその現在進行形ネタを…


みなさんは「メサイア」という作品をご存知でしょうか?


…シラネ(゚⊿゚)


という方でも、
ハレルヤ・コーラス
と聞けば


あーあのハーレルヤ!ハーレルヤ!
って曲ね
って感じでご存知な方が
多いのではないかと思います

HALLEJULAH.jpg


確かに、ハレルヤ・コーラスはメサイアの中の一曲なんですが
あの曲だけがやたらめったら有名になって独り歩きして
メサイアといえば!みたいな感じになっちゃってますね


メサイアという作品は、ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルという
バロック期を代表する作曲家の作品です。

Haendel.jpg
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)

「音楽の父」と呼ばれるヨハン・セバスティアン・バッハと
奇しくも同じ年(1685年)に生まれた彼は、ドイツ生まれですが
27歳の時にイギリスへ移住し、そのまま帰化しました。


ちなみにヘンデルとバッハは生涯一度も会えなかったとか
二人とも同じ眼医者にかかって手術を失敗されている(!)とか
この二人に関するウワサは尽きません…



で、このメサイア。

芸大関係者にはおなじみ「芸大メサイア」
冬の風物詩としてよく知られていますが


141001115342_2.jpg

もう今年で64回目なんですね!(゚Д゚)ナガー


僕の合唱団で今まさに取り組んでいるのが
この演目なんです

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18歳の時に初めて触れて、それから毎年さらい続けた演目を
またここミュンヘンでできるとは…ちょっと感慨深いです


Logo_BRChor.jpg

バイエルン放送合唱団
定期演奏会「ハレルヤ!」

11月29日(土)19時より
(日本時間は30日03時〜)

コンサートの模様はインターネットで
ライブ・ストリーミング放送されますので
もしお時間のある方は、ぜひご覧になってください

詳細・および放送はこちらのページからどうぞ!


ヘンデルに関しては今でも、
ドイツ人なのかイギリス人なのかで
議論があるみたいですが

(もちろんドイツ人は『ヘンデルはドイツ人』だと、
イギリス人はイギリス人だと言い張るわけですね


なので今日はケンカにならないように
ドイツとイギリス、それぞれのビールをご紹介します



で、今日のビールです。


マクエワンス・チャンピオン・エール
McEwan's Champion Ale

ロンドンのスーパーにて1,5ポンド(=278円)位だったと思う也

Mcewanschampion01.jpg

ううむ、名前がいいですよね!
(・∀・)<チャンピオーン

スコットランドのエジンバラに居を構える
マクエワンス醸造所は1856年創業。

あれ、イングランドだとばかり思っていたら
スコットランドの国旗が書いてあります

まぁ、そんなにロンドンとも離れていないし、
なにより初スコットランドなんでそこは甘めに…

Mcewanschampion02.jpg


濃い茶色。カラメル香とシロップの様な甘い香り。
ラベルには「7,3%」と誇らしげな文字が。
はは〜ん、ってことは例のごとく甘く重たい感じね…
と思って飲んでみたら(゚Д゚)ゴルァ!
実によく締まった辛口(!)なんだこれは!!
ボディはとってもしっかりしていますが、アルコール感を
ほっとんど感じさせません。うわー!美味しい!!!


通常考える「ビール観」を
見事に吹っ飛ばしてくれるビールですね

ビールの世界は本当に奥が深いです…






ラーツヘルン・ピルゼナー
Ratsherrn Pilsener

ハンブルクのスーパーにて1ユーロ(=148円)位だったと思う也

Ratsherrnhamburg01.jpg

ハンブルクでン十年親しまれているらしいこの銘柄、
紆余曲折あって今はノルトマン・グループが所有している
ブランドみたいです。


RatsherrnHamburg02.jpg


少し淡めの黄金色、ホップの苦い香り。
キリリとした辛口のライトミドルボディ。
後味もしっかりとホップの苦味が残ります。

ああ〜北のビールだなぁって感じです

(以下小声)

ミュンヘンに住む人間がこう言ってはアレなんですが
正直、僕のビールの好みはミュンヘンのビールよりも
こっち寄りなんですよね…おっと、誰か来たようだ







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2014.11.15 (Sat)

だから、目をさましていなさい。そなえよつねに フェルトシュレッスヒェン・プレミアム/シュタルク

おばんでございます


前回の更新では、ECHO(エヒョー)賞という
とっても素晴らしい賞を受賞した件
をお話しました


ヽ( ・∀・)ノ ウヒョー エヒョー

…いやいや、はしゃいでいないで、ね?



オメデタイ話つながりで
それに引き続き、といいますか



実は


さりげなくCDデビューしていました(゚Д゚)

「してしまっていました」が正確なところですが


Logo_BRChor.jpg


僕が所属するのは「放送合唱団」。


ミュンヘンにあるバイエルン放送(通称BR)が持っている合唱団で
母体が放送局なだけあって、演奏会の録音・録画はテレビやラジオ放送に
使われる他、BRクラシックという自社レーベルを通して
しばしばCD・DVDという形でリリースされたりもします。

CDs.jpg

これまでに頂いたCDとDVD。
(出演者は全員出来上がったものをもらえるんです)



…とは言っても、CDやDVDが出来上がるのは
演奏会(&録音)があった半年〜1年後ですので


ある日、いつもと同じ様に稽古に行ってみると
突然自分の席にCDが置かれていたりして

FaustCD01.jpg


一瞬( ゚д゚)ポカーンとなるわけです。





…あれ、でもこれひょっとして?



!!!



去年の1月にちっちゃーなソロを歌わせてもらった、
シューマン作曲「ファウストの情景」
のものでした!


大慌てでプログラムをめくってみると


FaustCD02.jpg


…あった!!(右ページ中ほど)


メンバーの中ではいちばん下に書かれているから
むしろレイアウト的には美味しい!(笑)


でもまさかあの演奏会が
CDになるなんて…(´A`)




こういう事、割とよくあるんですよ
「えっアレCDになったの!?」
みたいな事が。




「常に目をさましていなさい」(新約聖書)とか
「そなえよつねに」(ボーイスカウト)とか
「かもしれない運転でいけ」(銀魂)なんてのは
実に実によく言ったものですね




今思い返してみてもこの録音、
「いつ録音していたの?」
っていう感じだったんですが



二日酔いで仕事に行ったりしなくて本当によかった…



ヨーロッパはもとより、日本でも販売されますので
もし宜しかったらお手に取ってみてくださいね





そんなこんなで、先週のある日。

仕事で一緒になった美人ソプラノ歌手のK子ちゃん。
なんでもチューリヒからお土産にビールを
持ってきてくれたそうで…(しかも3本!)

ありがたく頂戴し(いまいちど、ありがとう!)、
無造作にカバンにポーンと詰め込んでたんですが

カバンの中をゴソゴソしてみたら
大きめの袋が入っていました


beprepared.jpg


おお!これこそ「そなえよつねに!」
パウエル卿(ボーイスカウト創設者)の教えを
実践しているスカウトがここに!


りす!うさぎ!しか!くま!つきのわ!


…すみません、ボーイスカウト時代を思い出して
ちょっと取り乱しました

気を取り直して、スイスからのお土産を!



で、今日のビールです。


フェルトシュレッスヒェン・プレミアム
Feldschloesschen Premium

ビール研究会見習いE.K.-C.氏より寄贈

Feldschloesschenpremium01.jpg


スイスの都市バーゼルから東に10キロほどいった所、
ラインフェルデンという街にある
フェルトシュレッスヒェン飲料の銘柄です。

スイスでは一番大きな飲料メーカーみたいですね。
創業は1876年。

Feldschloesschenpremium02.jpg

やや淡めの黄金色、甘い麦の香り。
ライトミドルボディでとても甘口です。
後味もしっかりと麦の甘い香り。

スイスビールの傾向として、全体的に
やや甘口というのがありますね。かといって
ミュンヘン・ヘレスの様な味わいでもなく
独自路線です。オーストリアのビールに近いかな?






フェルトシュレッスヒェン・シュタルク
Feldschloesschen Stark

ビール研究会見習いE.K.-C.氏より寄贈

Feldschloesschenstark01.jpg


おお、こちらは強いバージョンですね。
(シュタルクStarkとは『強い』の意です)
アルコール度は7%、ドッペル・ボックと
いったところでしょうか…


Feldschloesschenstark02.jpg


茶色がかった黄金色、こちらはあまり
甘い香りは感じません。
おお!でも!飲んでみると、甘い!!
「あんまり甘くない清涼飲料水」くらいの
甘さはありそうな感じです(笑)午後の紅茶・微糖とか…

後味はあまり強くなく、ボディも重くないので
甘口好きな方にはオススメできる
シュタルク・ビア(ストロング・ビール)です!




追記:日本での発売は2014年11月25日だそうです!



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20:38  |  ビール・スイスCH  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2014.11.08 (Sat)

悲しみを抱える人々は幸いである、もとい、同僚からのビールを抱える人は幸いである オペラートア/オーストラリアン・クロコダイル

おばんでございます


もう11月ですねー!(゚Д゚)ソーデスーネー


なんだか段々と寒くなってきて、冬が近づいているんだなぁと
実感せざるを得ないここミュンヘンです


この時期になると、ここドイツでは
ECHO-Preis(エヒョー賞)
というものが騒がれます。


エヒョーっていうと、なんだか

ヽ( ・∀・)ノ ウヒョー

とか

(・∀・)ヒャッホウ♪とか

そんなのを連想してしまいますが(笑)





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エヒョーとは「エコー」の意、
アメリカで言う「グラミー賞」に相当する賞です。



Echo.jpg

今年はその賞を僕が「最優秀テノール」として受賞…






yaruo_10.gif

って言われてしまいそうですよね


冗談はさておき、


今年はその賞をうちの団体が
受賞してしまいまして!



しかもカテゴリーは
「Beste Ensemble des Jahres」
(今年度最優秀アンサンブル)!


ベルリンフィルとかそういうのもぜーんぶ含めての
全ての団体の中で「最優秀」の受賞です(゚Д゚)



一体どこまで行ってしまうんでしょう、
バイエルン放送合唱団?


とにもかくにもプレッシャー
押しつぶされない様にガンバリます



さて!


今日のタイトルで「ははーん、またコイツ誰からか
ビールをもらったんだな」とお思いのそこのアナタ!ビシッ


正解です(´Д`;)


なんですが



今回のビールがなかなか
スゴいんですよ!



一本はクラシック音楽関係者垂涎もの(?)、
もう一つははるばるオーストラリアからのビールです!



両方とも同僚/友人からの頂き物、

お前やる気あんのか

…なんて声が聞こえてきそうな気がしますが

気にしない、気にしない!!



で、今日のビールです。


オペラートア
Operator

ビール研究会賛助会員A.M.氏より寄贈

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このビールの、なにがすごいのか。

Festtrunk zur Eröffnung
des Münchner Nationaltheaters 1963
1963年ミュンヘン国立歌劇場の
(再)オープンでのお祭り飲料


…とあります。


まぁ要するに、国立歌劇場が戦後再オープンするにあたって
醸造された銘柄なんですね。


恐らくはレセプションとかでも提供されたのではと推測できますが…

醸造元は宮廷醸造所・オーデルツハウゼン、
創業は1450年です。


Operator02.jpg


このビールはドッペルボックで
アルコール度が7,5%!もあります

澄んだ茶色、若干赤みがかっています。
干しぶどうの様な甘い香り。
炭酸は非常に弱く、泡持ちはほぼありません。
味はとても甘いです。まさに麦で作ったシロップ、
しかしアルコール感をあまり感じません。これは珍しい!
しっかりとしたフルボディ、後味は麦の香りが非常に長く残ります。


これはまるで円熟の極みに達したバス歌手の様ですね…
とても強い声ながら甘さがある、みたいな。
(なんて、たまには歌手っぽい事を言ってみたり)


このビールで飲み始めるのはオススメできませんが
食後にデザートと共に、もしくは食後酒としてゆっくり飲めば
とってもいい感じかもしれません







オーストラリアン・クロコダイル
Australian Crocodile

ビール研究会助手Y.C.氏およびその彼女M.T.氏より寄贈

Crocodile01.jpg

このビールはオーストラリアで醸造されているんですが
ベルギーの醸造所のライセンス契約で醸造を行って
いるみたいですね。これまたドッペルボック。


オーストラリアといえば

no kangaroo in AT
またこういう事するとややこしくなると
怒られそうですね


オーストリアでは
おなじみのネタなんです(笑)


Crocodile02.jpg

赤みがかった焦げ茶色、白濁しています。
とても強いホップの香り!そしてカラメル系の香りは
ほとんど感じません。味も辛口、後味もしっかりと
ホップの香りが残ります。

これはこれは、ずいぶんと対照的な…


とはいえ


やはり両者、ドッペルボック

どんなに飲みやすくても、立ち上がってみると
足が噛み付かれている印象。

クロコダイルというネーミングは
あながち間違っていないみたいです…






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