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2018.11.30 (Fri)

英才教育その2、または後期高齢者のスーパーバリトン ボルソディ/ドレーアー

おばんでございます


前回から引き続き
娘に英才教育を施しています

IMG_4813.jpg


このおもちゃは南ドイツ名物・ブレーツェル。
(英語名の『プレッツェル』の方が馴染みがありますかね?)

ビールのお供に欠かせない物なんですが
本当に色々なご当地おもちゃがあるものです・・・



さて、突然ですが


今ブダペストに来ています
(゚Д゚)<ハンガリー



ヴェルディのオペラ「二人のフォスカリ」の
演奏旅行で、なんですが


今回はなんと一泊のみ


朝早くミュンヘンから飛んで、ほんのちょっと休んで
そのままリハ→本番→宿泊→朝帰る

という、なんだかちょっとなスケジュール



到着日の「ちょっと休み」の間に
ホテル近くのスーパーに走って
ハンガリーのビールをなんとか手に入れました


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コンサートの様子です。とても美しいホール!


今回のコンサートでまぁー凄かったのが
バリトンのレオ・ヌッチ氏

僕が声楽を始めた時すでに「おじいちゃん感」のあった彼ですが
今年で御歳76(゚Д゚)

後期高齢者で未だに世界第一線という。。。


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本当におじいちゃんでしたが、まぁー凄い声!
安定した高音!ラまで出すし!

テノールなのかなぁなんてちょっくら思いましたが
下もそれなりにきっちり出るので、脱帽です



いいもん聞いたなぁ、と余韻に浸りつつ
ハンガリーのビールを!


で、今日のビールです。


ボルソディ
Borsodi

ブダペストのスーパーにて219フォリント(=68ユーロセント)也

IMG_4811.jpg

ハンガリー首都ブダペストから北東に約100キロ、
ベクスという小さな村にある醸造所です。
創業は1973年と新しめですが、ハンガリーで最も
売れているビールだそうです。


IMG_4812.jpg

美しい黄金色、泡持ち弱め。
草原/干し草系ホップの香りで
心持ち甘口、ライトボディ。
後味軽く麦の香り。とてもスムーズ





ドレーアー
Dreher

ホテルバーにて890フォリント(=2,75ユーロ)也

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ドレーアーなんてドイツっぽい名前だなぁ…
と思っていたら、オーストリア人設立者の名前でした。
元々オーストリアの醸造所だったんですがハンガリーへ
販売網を拡大してそれが独立。1867年の話です。


IMG_4782.jpg

やや淡い黄金色。
麦の香りと爽やかなホップが軽く香ります。
締まった辛口、麦の後味。
無難な感じです。ハイネケンとかそういう感じ?


次回もハンガリーのビールを
更新しまーす






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2018.11.24 (Sat)

これぞ英才教育・イン・バイエルン。アイフェラー・ラントビーア

おばんでございます


ちょーっとバタバタしていたら今月もあっという間に
下旬になってしまいました(゚Д゚)



そんなバタバタな、とある日。
同僚クリストフが小包を手に僕の所へ


「はいTaroコレあげる。昨日うちの奥さんが
TUM(ミュンヘン工科大学)ショップで見つけてさ」

私「おーありがとう!…ってコレ!!!



IMG_4732.jpg


何と私の事を理解している同僚でしょうか(笑)


まさかの
ビアジョッキ型哺乳瓶

ここまでミュンヘンっぽい物って
そうは見つからないですよ、奥さん!

ちなみによだれかけには
「天才・目下成長中」と書かれています(笑)


この写真以外にも、なんとかして手に持たせて
一緒に飲んでいる2ショットを撮りたかったんですが・・・


IMG_4756.jpg


さすがにまだ難しかったかな?
後々の楽しみが増えた、という事にして・・・


で、今日のビールです。


アイフェラー・ラントビーア
Eifeler Landbier

ビール研究会賛助会員A.M.氏より寄贈

IMG_4672.jpg

ケルン南西約20キロ、ベルギーとの国境に近い
シュライデンという街にあるゲミュンダー醸造所。
創業は1961年です。


IMG_4673.jpg


レモンがかった黄金色、心持ち白濁。
麦に加えて乳酸飲料ぽい香りが少し。
心地よい辛口、でもマイルド。
舌の上にカルピス飲んだ後みたいな感触が残ります
珍しいビールですが美味!
ちょっとベルギービールに近い感じも…


ちょーっと今回は手違いがありまして
(というのも、2本目のが既出だったのに
投稿前に気づいたんです
この1銘柄のみのご紹介です。次は頑張って更新します






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2018.11.14 (Wed)

赤いポピー、一次大戦終結100年を記念して。 バボブルー/アイヒホーフナー・ヘレス

おばんでございます


突然ですが

みなさんご存知でしたでしょうか


先日2018年11時11日は
一次大戦終結100周年(゚Д゚)ヒャクネソー

だったんですね。


コレを体験したのは僕らのおじいさんの
そのまた上くらいの世代ですから、あんまり
実感?みたいなものは少ないかもですが…



ヨーロッパを中心に
1500万人が命を落としたこの戦争。


風化させないのと、平和を願って

ワールド・オーケストラ・オブ・ピース
という団体と一緒に第九を歌ってきました



で、出演者全員に前もって配られたのが


IMG_0208.jpg


この赤いポピー



話を聞くに、このポピーという花は
一次大戦で亡くなった方々を
象徴するものだそうで

poppy_fields_1170x461.jpg


戦闘でめちゃくちゃになった大地から
自然に咲いてきたからだそうですが…


戦争というテーマと密接した珍しい機会ですから
演奏会の間、色々な事を考えさせられました


IMG_4624.jpg


出演者はみんな、ポピーの造花を
胸にさしていますね



戦争ダメ、ゼッタイ。



戦争してたらビールも飲んでられませんし…!


IMG_4626.png

演奏会の模様はインターネット上の
このサイトから見られますんで
もしよろしかったらどうぞ


恒久の平和を祈りつつ
100年前に想いを馳せましょう!



で、今日のビールです。


バボブルー
Babo Blue

REWEにて1ユーロ位だったと思う也


1_Flasche_Babo_Blue.jpg


これはまた奇抜な、それはまぁ毒々しい色の
ビールですね。ビールというか、ビア・カクテルの
一種でしょうか

ミュンヘン出身の若者たちが、これまでに
ないビールを!というモットーで始めた
バボ醸造所。創業は2015年です。


IMG_4609.jpg

めっちゃ青、ハワイアンブルー
泡持ち非常に弱いです。
香りはああ、ジュース…
味もやはりジュース、奥の方にほんのすこしだけ?
ビールの香りがする気がします

ベリー系のジュースが混ざってるらしいんですが
この色は青色133号と書いてありました

まぁ、夏の飲み物?といったところでしょうか






Eichhofner Helles
アイヒホーフナー・ヘレス

ビール研究会賛助会員C.H.氏より寄贈

IMG_4159.jpg

この醸造所は既出ですね、
夏の暑い時期に取り上げました


IMG_4160.jpg

淡めの黄金、素晴らしく爽やかなホップ、柑橘?
味は心持ち甘め、ヘレスらしいです。
後味しっかり爽やかホップでいいバランス。
とても美味!






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